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vol.1

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こんにちは、だいもん部長です。
犬は雑食に近い肉食動物（灰色オオカミのDNAと99.8％同じ）。
そのため良質なドッグフードの材料には、たんぱく源として主にお肉が使われています。

鹿肉、牛肉、鶏肉…等、色々あるけれど、どのお肉にどんな栄養素があるんだろう？
愛犬に合ったお肉は何だろう？
…と、悩まれていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

どのお肉も優れた栄養素がたくさん詰まっていますし、アレルギーではない限り「このお肉はダメ！」というものはありません。

今回は積極的に選ぶ指針として、それぞれのお肉にどんな栄養素があるのか、また特にどんな子にオススメか（年齢や体質等）をご紹介したいと思います。

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牛肉は良質のたんぱく質を豊富に含み、脂質も多く、他の肉よりもカロリーが高いのが特徴です。
亜鉛と鉄分（吸収されやすいヘム鉄）、またビタミンB郡もたくさん含まれています。豚・鶏と比較して、亜鉛は約2倍、鉄分は約3倍、ビタミンB12は約4倍以上。 亜鉛は味覚を正常に保ったり、皮膚や健康維持を助けます。 鉄分は主として赤血球をつくるのに必要な栄養素で、不足すると疲れやすくなっていしまいます。 ビタミンB12は赤血球中のヘモグロビン生成を助けたり、脳神経を正常に保つ役割もあります。
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鹿肉（ベニソン）

鹿肉は、低カロリーで高たんぱく、鉄分（吸収されやすいヘム鉄）が豊富なのが特徴です。
牛肉に比べカロリーは約半分、脂質はなんと10分の１以下ながら、同程度のたんぱく質が含まれています。そして鉄分は、主として赤血球をつくるのに必要な栄養素ですが、牛肉の約3倍も多いのです。
また、鹿肉には抗がん作用や肥満防止に効果がある必須脂肪酸（食事から摂取する必要がある脂肪酸）のオメガ6（リノール酸）も含まれています。
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鶏肉（チキン）

鶏肉（皮なし）は、鹿肉につぎ低カロリーで高たんぱく。
消化吸収に優れており、滋養強壮や筋骨強化、疲労回復などに効果があります。
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馬肉

馬肉は鹿肉と同じように、低カロりーで高たんぱく。加えてビタミンやミネラルが豊富です。
脂肪の質は魚に似ており、他の動物脂には殆ど含まれないオメガ3（αリノレイン酸）が多いのも特徴。αリノレイン酸は、がん発生を抑制したり、血液の流れをよくします。
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羊肉（ラム）

羊肉（ラム）はたんぱく質、ビタミン、ミネラル、脂質がバランスよく含まれています。
他の肉に比べカロリーと脂質は高めである一方、コレステロールを低減する不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
※羊肉は脂肪燃焼を促すというカルニチンが多く含まれていることで、ダイエット食として注目されていますが、運動とのセットではじめて効果を発揮します。
特にオススメ：成長期の子犬、痩せ気味の成犬

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豚肉（ポーク）

豚肉には何と言ってもビタミンB1が多く、牛肉の約10倍含まれています。
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える働きがあり、疲れの元になる乳酸が体内に溜まるのを防いだり、夏バテにも有効と言われています。皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きにも関係しています。
※生の豚肉には寄生虫がいる可能性があるので、必ず加熱してから与えてください。
特にオススメ：活動量の多い成犬、肥満気味の成犬

痩せやすく胃腸が敏感なボクの最近のご飯は、羊肉（ラム）がメインのドッグフードと、生の鶏胸肉（皮つき）に、ごま油を小さじ1程度を混ぜたもの。
7.2kgから7.7kgまで増えて、毛艶も良く柔らかくなりました！
皆さんの愛犬に合ったお肉が見つかりますように…。

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